保育園義務教育化に賛同が集まり始める
保育園義務教育化の実現に向けて、個人で始められることが無いか考えて、まずは賛同を集めようと、change.orgにてキャンペーンを始めたのが先月。
▼こちら
『待機児童ありきの行政を変える為に、保育園・幼稚園の義務教育化を目指しましょう!』
まだまだこれからだけど、少しずつ署名が集まってきている。
なんの実績も無い自分の訴えに共感して、賛同のアクションを起こしてもらえるのは本当にうれしいって思う。
保育園義務教育化について反対意見
2月に入り早いところでは、すでに保育園からの入所可否の案内通知が届いているようで、残念ながら入所できないと悲嘆する声が聞こえ始めた。
▼こちら(毎日新聞)
「保育園落ちた日本死ね」また今年も? 4月入所、落選ラッシュに悲鳴 SNSで怒り共有
Twitterで検索する(#保育園落ちた2017 #保育園入りたいなど)と、同じように落選した人のこえが聞こえてくる。
私も、FacebookやTwitterで上記のキャンペーンの賛同をシェアしているが、中には保育園を増やしたりすることの問題や、保育は教育ではないから義務教育にできないという声を聞く。
これについても、大切なことはこどもを預けられる環境作りなのであって、保育園をどう増やすか?や教育うんぬんよりも、預けられる環境を先につくることが重要だと思う。
この辺りについても、古市憲寿さんの『保育園義務教育化』について読んでみてほしい。
▼こちら
必要なのは、専業主婦のママも使える保育園【古市憲寿/保育園義務教育化・3」】
保育園を大規模に増やさずに保育環境を作るには、フローレンスの駒崎弘樹さんが「おうち保育」という小規模保育を推進している。
都内の空き部屋を使ったり、空き物件を使ったりといった具合にだ。
都議会議員のおときた駿さんは「空き家×保育所×オープンデータ(情報公開)」で、都内の中で活用されていない家を保育園として利用するという案も考えている。
▼こちら
知事選でさらに深化する政策論争!待機児童は、「空き家MAP」のオープンデータ化で解消に近づく
場所の他にも、保育士さんの確保について、おときたさんは保育用バウチャー制度(現金ではなく保育専用の金券ようなもの)を提案している。
これにより、預ける側があるときは保育園、急病の時はベビーシッターを利用するという幅が持たせることができる。
問題なのは、入れられる保育園が無い。代わりの手段として認可外やベビーシッターを使うが、費用が高いという現実。
うちも一時期は市内に空き無かったので、市外の認証保育園に通っていたけど、毎月の保育園料が高くて諦めた(市外なので補助金はでない)。
預けられるという点では、良い提案だと思う。
ただ、駒崎さんはこの制度が難しいと評価していたり、保育士さんの確保はどうなるのか?が疑問だ。
また、先月公開された保育の「質」についての調査で、中規模保育よりも小規模保育の方が保育の質が高いことが数値化されて分かった。
また、保育士さんの質については保育士さんが資格取得に要した時間(簡単に言えば大学卒か短大卒かなど)は、保育の質に関係無く、保育士として働く時間の長さが保育の質と相関関係にあったというものだ。
▼こちら
保育の「質」は子どもの発達に影響するのか―小規模保育園と中規模保育園の比較から―
まずはできると確信することから
保育園義務教育化について、実現するためにはハードルが高過ぎて、正直予算この記事を書きながら挫折しかけた。
でも、今の私は気持ちだけでは挫折しない。ってか挫折はありえないからすぐに気持ちを切り替えた。
高すぎるハードルとはいえ、仕組みを考えているのは同じ人間であって、100%無理ということは決してないと確信できる。
どうやって実現するのか?全く未知の取り組みではあるけれども、それでこそゴール設定の意味がある。
インターネット上での活動だけで、少しずつ賛同してもらえているので、リアルな部分での活動も行って実現させていく。必ず。
▼賛同いただける方はこちらからよろしく。
『待機児童ありきの行政を変える為に、保育園・幼稚園の義務教育化を目指しましょう!』
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