今日も古市憲寿さんの『保育園義務教育化』から。
▼こちらで無料で読めます。
母乳?ミルク?の問題が、お母さんを追いつめる【古市憲寿/保育園義務教育化・6】
最近、テレビドラマにもなっている「嫌われる勇気」をご存じだろうか?
アドラー心理学っていう日本だとあまりなじみのないアドラーという人が提唱する心理学をベースにした、同名の書籍『嫌われる勇気』を元に香里奈さんが主演を務める刑事ドラマ。
この嫌われる勇気の中のアドラー心理学においては、「人間の悩みのすべては対人関係によるもの」って言われている。
全部が対人関係ってこじつけすぎって思うこともあるけど、誇張だとも言いきれない。
今回の古市憲寿さんの『保育園義務教育化』の話の中でも出てくる、「母乳教」。
これも、科学的に根拠が明確にあって母乳で育てることが必要なことなら、「母乳教」なんて言葉自体が生まれていない。代わりに母乳をいかに出すのか?っていう研究が進んでるはず。
それでも、自分の親や産後にかかわる人が「お母さんは母乳しかあたえちゃダメ!粉ミルクなんてもってのほか!」なんて言う人がいたらどうするのか?
もし、母乳がでないまたは、母乳の出が悪いなど、完全に母乳が無理なら粉ミルクを使うことだ。
古市憲寿さんの本の中でも書かれているが、粉ミルクで育った子どもが発育不全になったことは無いと書いてあるし、うちも早い段階から粉ミルクと併用していた。
経済的なことを考えると母乳の方がありがたいけど、粉ミルクだったおかげか離乳食の移行や断乳がスムーズだった。
これについてはどっちが良い、悪いは無い。
他人の価値観、知識に縛られて自分のおかれた環境に悩んでしまうことが、問題だ。
他人ではなく自分がどうしたいのか?をしっかり持つこと。自分の身体は自分しか分からない。
産後の育児で大変な思いをしている中で、わざわざいらない苦労をすることはない。
経済的な面で助けてもらっているという人がいるなら尚更勇気を持って自分の思いを伝えてほしい。
経済的な面でしばらくは乗り切られるのかもしれないけど、お金が絡んだらいつか子育てにも口を出してくる。
楽しいはずの子育てがいつしかできなくなる可能性がある。
そうしたことが無いように、子育てにおいてはもう少し補助があっても良いと思ってしまう。
お金がすべてではないけど、必要なものであることも確か。
自分で稼げる力を身につけることもできるならしたいところだけど、今の待機児童問題があればそれも中々難しい。
やってやれなくはもちろん無いのだとは思うけど、子育てに税金をもっと使うことは決して無駄じゃない。
もっと無駄なことがたくさんあるのに仕組み化できないことには納得できない。
そんな思いからも、保育園義務教育化の実現を目指してる。
▼よかったらこちらから賛同してほしい。
待機児童ありきの行政を変える為に、保育園・幼稚園の義務教育化を目指しましょう!
0コメント