今日も古市憲寿さんの『保育園義務教育化』から。
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産後の身体はガタガタなのに。お母さんを気にかけてくれない社会
私は、男なので出産の辛さや産後の大変さを理解することは、なかなか難しいけど、嫁さんの姿を見ていたから少しはその大変さが分かる。
私の周りにはいないけど、こどもができるとお母さんそっちのけで、生まれてきたこどもに関心が向いてしまうことは気持ち的には理解できる。
でも、もっと産後のお母さんに関心を持つことが大切だ。
お産直後もそうだけど、新生児の時期を子育て経験が無いお母さんが一人で面倒をみるのは大変だと思う。
周囲に協力してもらうことができる人が一人でもいるだけで違う。
「子育ては大変なもの」、「苦労するから意味がある」、「一緒に成長するチャンス」どれも一理あるように思うけど、本当にそうなのかな?
子育てが大変だと分かっているから協力する必要がある。
苦労するから意味があるなら、苦労しないでも良い仕組みを作ればいい。
一緒に成長するチャンスと苦労するはイコールじゃない。
日本人に多いのが、辛い努力や苦労をするから成長できると思っている人が多いけど、そんなのは全くウソもいいところ。
もちろん、困った状況におかれた時に「どうするか?」と考えて解決策を生み出すことは、その人の成長に繋がると思う。
ただ、その解決方法として協力をしてもらうのはOKだし、成長するチャンスを他人が決めることも、苦労することだけが意味があると思う必要は全くない。
その時に自分がどうしてほしいのか?をしっかり伝えられることが大切だ。
そして、社会的な仕組みや子育てをする環境においては、特にお母さんは産後の身体がガタガタなのだから無理することはない。
無理をしないでも良い社会になるように、ガタガタじゃない周りの人が手助けしていきたい。
▼保育園義務教育化に賛同をよろしく。
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